ビットフライヤーの仮想通貨でNFTを買ってみたい
スマホでも始められるの?
という疑問にお答えします。
NFTを始めるステップは以下。
半日もあればすべて終わるので今日からNFTを始められます。
PCがなくてもスマホで出品・購入が可能。
この記事ではNFTのはじめ方を画像付きでわかりやすく解説します。

NFTを始めるまでの流れ

NFTを取引するには以下を使います。
- イーサリアム/ETH
- ウォレット(MetaMask)
- NFTマーケット(OpenSea)
ウォレットはPayPayのような財布の役割で、NFTマーケットはAmazonやヤフオクのようなところです。
ひとつずつの手順はかんたんで所要時間は半日です。
わかりやすく画像で説明しますので、ぜひ今日からNFTデビューしましょう!
Step1:ビットフライヤーでETHを購入

NFTの売買にはイーサリアム/ETHという仮想通貨を使います。
販売所(はんばいじょ)は購入/売却の価格が指定できない上に手数料(スプレッド)が割高です。
ビットフライヤーなら取引所(とりひきじょ)で価格を指定してETHを買えるので、私もメイン口座として使っています。

ビットフライヤーの口座開設
スマホから本人確認書類を提出すれば審査は最短10分。
まだ口座を持ってない方は申請しましょう。
≫ ビットフライヤー公式サイト
クイック本人確認で行えば審査完了後、すぐにビットフライヤーが利用できます。
ビットフライヤーに日本円を入金
ビットフライヤー側の銀行口座は以下の2つ。
- 三井住友銀行
→SMBCダイレクトなら振込手数料が無料 - 住信SBIネット銀行
→同行宛の振込手数料が無料
購入に必要なETH分+ガス代(0.05ETHあれば十分)を加味して多めの日本円を入金しましょう。

ビットフライヤーでETHを購入
ビットフライヤーでは販売所・取引所のどちらでもイーサリアム/ETHが購入できます。
手数料が低い「取引所(bitFlyer Lightning)」を使いましょう。
- 販売所
価格は取引所が決めるので指定不可だがすぐ買える、数量は指定できる
価格に含まれる手数料(スプレッド)が取引所より数%割高 - 取引所(bitFlyer Lightning)
価格も数量も指定できる、価格が安すぎるなどで取引が成立しないことも
板取引がはじめての方は「ビットフライヤーでイーサリアムを購入する方法」で手順を確認してください。

Step2:MetaMaskでウォレットを作成

ウォレットとは財布の役割で仮想通貨版PayPayのイメージ。
中でも利用者が多いのがMetaMask(メタマスク)です。
初めて使う方は注意事項を確認しながら作成してください。
- アプリをダウンロード
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの設定
*偽サイトに注意!検索せず公式サイトかストアからダウンロードを
▼アプリストアからダウンロード

▼アプリを起動し「開始」から「新しいウォレットの作成」をタップ


▼内容を確認して「同意します」をタップ

▼パスワードを2回入力し、チェックを入れて「パスワードの作成」と「開始」をタップ


▼「表示」をタップし、画面のスクリーンショットを撮ったら「続行」をタップ
※次の画面で12個の単語を順番どおりに入力します

▼先ほどと同じ順番で12個の単語をタップし、「バックアップの完了」をタップ


▼「完了」をタップ

▼この画面でMetaMaskアプリの設定が完了

同じウォレットをPCでも使う方法は「MetaMask(メタマスク)の使い方」で解説しています。

Step3:OpenSeaとMetaMaskを連携

OpeaSeaは世界最大規模のNFTマーケットプレイス。
Amazon・ヤフオク・メルカリのNFT版だと考えてください。
「イメージがわかない!」という方への参考に、私のコレクションがこちらです。

登録はStep2で作ったMetaMaskと連携してプロフィールを整えるだけ。
英語表記ですがこちらの記事では画面キャプチャ付きで解説しています。
- OpeaSeaにアクセス
- MetaMaskと連携
- プロフィールの入力
NFT用語やOpenSeaのページの見方もあわせて解説しているので参考にしてください。

Step4:MetaMaskにETHを送金

- イーサリアム/ETH
- ウォレット(MetaMask)
が準備できたら、取引所からウォレットにETHを送金します。
手順はかんたんですが送金先(ウォレットアドレス)を間違うとイーサリアム/ETHを失いかねません。
かならず少額でのテスト送金をしてから本送金するようにしてください。
- 宛先(MetaMaskのアドレス)を追加
- 少額をテスト送金
- ②が成功したら本送金
OpenSeaでは1アイテム目の出品に必要だったガス代(アカウント登録料)が6月から不要となりました。
*少量のガス代は必要
購入には毎回ガス代がかかります。
出品には0.05ETH、購入にはアイテム価格+0.02ETHくらいをウォレットに入れるのがいいと思います。
Step5:OpenSeaでNFTを出品/購入/転売

OpenSeaでNFTを出品
いよいよNFTの出品です。
出品前に自分のコレクション(OpenSea内のショップ)を作ります。

入力内容が多かったり、出品前に決めた方がいいこと(アイコン・バナー画像・販売に使う通貨)もあります。
画面キャプチャ付きで手順と設定項目を解説してるので参考にしてください。
- OpenSeaでコレクションを作成
- アイテムを登録(Mint/ミント)
- アイテムを販売(List/リスト)
OpenSeaでNFTを購入
こちらは購入編。
Add Cart(固定価格)なら購入はかんたんです。
- OpenSeaのItemページでAdd Cartをクリック
- アイテムの詳細を確認
- ガス代込みの価格を確認/支払い
ETHアイテムは購入にガス代がかかるので、アイテム価格+0.02ETHくらいをウォレットに入金するのがいいと思います。
▼Itemページで「Add Cart」をタップ


▼カート内を確認して「Complete purchase」をタップ

▼MetaMaskが起動するのでガス代をみて「確認」をクリック

▼「Your purchase is processed!」で購入完了、OpenSea(no-reply@opensea.io)からメールが届く


▼アイテムページのOwnerが「You(あなた)」に変更

▼Itemページの「Item Activity」で、あなたへSaleされたことを確認


▼Profile→Collectedに購入したアイテムが表示

これでNFTを購入できました。
他にもアイテムによってオファー・オークションという買い方があります。
3つの購入方法は「OpenSeaでNFTを購入する方法」で解説しています。

OpenSeaでNFTを転売
NFTは転売によって取引価格の一部がクリエイターに還元されます。
ただの買い物ではなく投資・支援もできるのがNFTの醍醐味です。
- ItemページでSellを選択
- 販売方法と価格を設定
- MetaMaskで署名
- 出品完了
- 購入されたら転売完了
購入したアイテムもGiveawayでもらったアイテムも転売OK。
「NFTの転売方法・ガス代を解説」に実例を載せていますのでご覧ください。

これでNFTデビューができました。
ここから先はお気に入りの作品を見つけたり、先輩クリエイターを参考にしましょう!

よくある質問
NFTをはじめる際によくある質問をまとめます。
まとめ:NFTをはじめよう!

スマホでも完結できるようにNFTを始めるステップを画面キャプチャで解説しました。
口座開設の審査スピードによりますが、半日で終わります。
世界的に盛り上がっているNFTですが日本ではまだ一部の人しか参入していません。
はやく始めた人が先行者メリットを得られる可能性は高いです。ぜひ今日からNFT始めましょう。