NXD/Nexus Dubaiについて知りたい
という疑問にお答えします。
SNSで話題のNXD/Nexus Dubai(ネクサスドバイ)ですが「ステーキングができる」という情報にとどまっている人も多いと思います。
NXDは仮想通貨で、発行しているのはNexus Projectというドバイを拠点として事業を展開するWEB3プロジェクトです。
この記事ではNexus Projectsの概要・NXDのステーキング方法(NexFi)やブーストの手順を解説します。
Nexus Projectsの概要

Nexus ProjectsはドバイなどのUAE(アラブ首長国連邦)の企業と提携し、新しい経済圏を構築するプロジェクトです。
プロジェクトの中心となるスマホアプリ「SPRAY」はPayPayのようなオンライン決済サービスで、支払いに仮想通貨を使います。
2022年夏にはリリース予定で、日本やドバイを中心に利用できるそうです。
俳優の水嶋ヒロさんがSPRAYのイメージキャラクターになったことでも話題になりました。
ここからNexus Projectで使われる仮想通貨・サービスを簡単に解説します。
仮想通貨:NXD/Nexus Dubai(ネクサスドバイ)
NXD/Nexus Dubaiは、Nexus Projectsが発行する仮想通貨(トークン)。
「SPRAY」を導入した店舗・施設ではNXDで決済をすることができます。
またNXDを使ったステーキングやPlay to Earnアプリなど、新しい経済圏の構築に向けてさまざまなサービスの開発が進められています。
*ステーキングとは…
NXDを購入して預けることで指定された仮想通貨(トークン)が利息として付与される仕組み。
NXDの特徴をまとめると
- スマホアプリ「SPRAY」の決済に利用できる
- 110社以上が「SPRAY」を導入予定
- NXDを使ったサービスが複数リリース予定
- 取引所5社に上場予定(7月現在は2社)
など、Nexus Projectsが展開するにつれてNXDへの期待値も高まることが予想されます。
仮想通貨:Lydia(リディア)
LydiaはNexus Projectsが発行する2つ目の仮想通貨で、今後は基軸通貨になると発表されています。
NXD/Nexus DubaiのPolygonチェーンに対してLydiaはBSCチェーン上のトークン。
あくまで予定ですが、2022年8〜9月にNXDと同じ取引所に上場するとのことです。
7月現在でLydiaを入手するにはNXDをステーキングする方法しかありません。
ステーキング:NexFi(ネクスファイ)
Nexus ProjectsがNXDを中心に展開しているステーキングサービスがNexFi(ネクスファイ)です。
*ステーキングとは…
NXDを購入して預けることで指定された仮想通貨(トークン)が利息として付与される仕組み。
これまで2回のステーキング(NexFi1.0、NexFi1.5)が実施され、今は3回目のNexFi 2.0が実施中です。
NXDのステーキング(NexFi 2.0)
- 概要:NXDのステーキングで新通貨のLydiaが付与される
- 期間:7/10〜9/8
- 報酬:NXDに対して2ドル分のLydia(1NXD = 200Lydia)
- 注意:ステーキング期間が終了するまでNXDの引き出しは不可
Lydiaのエアドロップはステーキング終了時
Lydiaは期間後1ヶ月ごとに10%ずつロック解除(引き出し可能)
- NexFi 1.0:NXDのステーキングでUSDTをエアドロ
- NexFi 1.5:NXDのステーキングでNXDをエアドロ
- NexFi 2.0:NXDのステーキングでLydiaをエアドロ
と、毎回エアドロされるステーキング報酬が変わっています。
NexFi 2.0の終了後も、定期的にステーキングが実施される見込みです。
NFT:Da Workers NFT(ダ ワーカーズ)
Nexus Projectsは「Nexus Nation Bank」というコレクション名でNFTを展開しています。
当初はNexus ProjectsのキャラクターBeari(ベアリ)のみでしたが、NexFiが開始されてからステーキング効率を110〜220%にUPできるDa Workers NFTも追加されました。

購入できるのはOpenSeaというNFTマーケットプレイスで
- 110%ブーストのNFT … 1〜2 ETH
- 120%ブーストのNFT … 1.5〜2.5 ETH
- 135%ブーストのNFT … 2〜3 ETH
が相場となっています。
紙幣NFT:Electrum(エレクトラム)
NXD/Nexu DubaiやLydiaは、誰でも取引ができる通貨なので価格が変動します。
「SPRAY」を決済手段として安定的に広めるために、価格が固定の通貨が必要との思いで開発されているのがElectrum(エレクトラム)です。
日本国内でいう円の役割をNexus ProjectsではElectrum(エレクトラム)が担います。
しかも現物紙幣は発行されず、NFTとして流通するようなので今後の展開がますます楽しみです。
NXDステーキング方法(NexFi)

7/10からNexFi公式サイトでNXDのステーキングが始まりました。
1回目のNexFi 1.0、2回目のNexFi 1.5に続き、今回のNexFi 2.0は以下の内容です。
NXDのステーキング(NexFi 2.0)
- 概要:NXDのステーキングで新通貨のLydiaが付与される
- 期間:7/10〜9/8
- 報酬:NXDに対して2ドル分のLydia(1NXD = 200Lydia)
- 注意:ステーキング期間が終了するまでNXDの引き出しは不可
Lydiaのエアドロップはステーキング終了時
Lydiaは期間後1ヶ月ごとに10%ずつロック解除(引き出し可能)
新通貨のLydia(リディア)は2022年8〜9月に上場予定で、NexFi 2.0は上場前にLydiaを獲得できる貴重な期間。
ステーキングの手順は以下。PCがなくてもスマホでステーキング可能です。
NexFiでステーキングするには
- ステーキングするNXD
- ガス代のMATIC
- ウォレット(MetaMask)
が必要になります。
ここから画面キャプチャを使って手順を説明しますので、ぜひ今日からNexFiデビューしましょう!
①NXDとMATICを購入
NXDはコインチェックやビットフライヤーなど国内で購入ができないので海外の取引所を利用します。
NXDを購入できる取引所はBYBIT(バイビット) やMEXCなどです。
NXDを買う流れは以下。ここではBybitでの購入を例として解説します。
NXDの購入手順
- 国内の取引所でXRPを購入
- 国内の取引所→BYBITへ送金
- BYBITでXRPを売ってUSDTに
- BYBITでUSDTを売ってNXD・MATICに
国内取引所→BYBITへは、ほとんどの取引所で送金手数料が無料のリップル/XRPがおすすめです。
>> ビットフライヤーの公式サイトはこちら
またBYBITでNXDを取引できるのはNXD/USDTのペアのみ。
国内の取引所で買ったXRPを一度USDTにしてから、NXDを購入します。
詳しい手順は「NXDの買い方・取引所」で画面キャプチャ付きで解説しています。

②MetaMaskでウォレットを作成
NexFiでステーキングをするにはMetaMask(メタマスク)などのウォレットを使います。
MetaMaskは財布の役割で仮想通貨版PayPayのようなイメージ。
いろいろなサイトに接続するだけでMetaMask内の仮想仮想で決済が可能になります。
公式サイト [https://metamask.io] またはアプリストアからダウンロードしましょう。
メタマスクの設定時間は約10分です。
仮想通貨のウォレットを初めて使う方は注意事項を確認しながら作成してください。
>> MetaMask(メタマスク)の使い方 | 登録・同期
MetaMask(メタマスク)を使う手順
- アプリをダウンロード
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの設定
③MetaMaskにPolygonネットワークを追加
NexFiステーキングではPolygon(旧Matic)というネットワークを使用します。
MetaMaskにPolygonネットワークを追加して接続できる状態にしましょう。
▼MetaMask左上のメニューから「ウォレット」をタップ


▼ネットワークから「ネットワークの追加」をタップ


▼Polygon(旧Matic)ネットワークの情報を入力して「追加」をタップ

項目名 | 入力内容 |
---|---|
ネットワーク名 | Polygon Mainnet |
RPC URL | https://polygon-rpc.com |
チェーンID | 137 |
シンボル | MATIC |
ブロックエクスプローラURL | https://polygonscan.com/ |
▼「ネットワーク名」に入力したネットワークが追加されていれば完了

これでMetaMaskをPolygon(旧Matic)ネットワークに接続する準備ができました。
④MetaMaskにNXDのトークン情報を追加
MetaMaskにPolygon(旧Matic)ネットワークを追加したら、つぎはNXDに関する設定をします。
NXDの数量や金額を表示するための設定です。
▼MetaMaskでPolygon(旧Matic)を選択して「トークン追加」をタップ


▼トークンアドレスを入力(コピー&ペースト)するとトークンシンボル・トークン桁数が自動反映されるので「インポート」をタップ

0x228b5c21ac00155cf62c57bcc704c0da8187950b
*参考:NXD公式サイト
▼NXDが表示されたら完了(MetaMaskに送金前なら数量は0)

これでMetaMaskにNXDの数量や金額が表示できるようになりました。
⑤NXDをMetaMaskに送金
ステーキングはNexFi公式サイトにMetaMaskを接続して行います。
BYBITからMetaMaskへNXDを送金する方法は以下です。
▼BYBTIアプリ右下の「資産」から「出金」に進み、「NXD」を検索して選択



▼「アドレスを選択してください」から「アドレスを追加する」をタップ


▼MetaMaskを開きネットワークが「Polygon(旧Matic)ネットワーク」になっていることを確認してウォレットアドレスをコピー

▼BYBITに戻りアドレス欄へペースト、アドレス名は「MetaMask」と記載して「確認」

▼Google認証アプリに表示された6桁の認証コードを入力したらMetaMaskアドレスの追加が完了


▼送金したい数量を入力して「出金」、必要な認証コードを入力して出金完了


▼MetaMaskで着金が確認できたら本送金

ネットワークが混雑していなければ5分ほどで着金が確認できると思います。
⑥NexFi公式サイトでステーキング
7/10からNexFi公式サイトでNXDのステーキングが始まりました。
MetaMaskなどのウォレットにNXDとガス代(3MATICあればOK)を入れた状態で進んでください。
NXDのステーキング(NexFi 2.0)
- 概要:NXDのステーキングで新通貨のLydiaが付与される
- 期間:7/10〜9/8
- 報酬:NXDに対して2ドル分のLydia(1NXD = 200Lydia)
- 注意:ステーキング期間が終了するまでNXDの引き出しは不可
Lydiaのエアドロップはステーキング終了時
Lydiaは期間後1ヶ月ごとに10%ずつロック解除(引き出し可能)
スマホのChromeブラウザでNexFiとウォレットの接続ができない場合は、MetaMaskアプリからのアクセスをお試しください。
PCの場合はChromeの拡張機能にMetaMaskを追加して公式サイトへアクセスしてください。
▼MetaMaskアプリのウォレットからネットワーク名をタップし「Avalancheネットワーク」を選択


▼ネットワークがPolygon(旧Matic)になったら、MetaMaskアプリ左上のメニュから「ブラウザ」をタップ


▼「https://nexfi.io/staking-v20」を検索してNexFiにアクセス(URLをコピペしてください)
>> NexFi 2.0 の公式サイトはこちら


▼NexFi 2.0 公式サイトの「Connect wallet」をタップして、メタマスクを選択


▼「Account Connected」で接続が完了

▼MAXまたは数量を入力して「Approve」をタップ

▼MetaMaskが立ち上がるのでガス代部分をタップして「推奨ガス代を編集」に進む


▼「中または高」を選択して「保存」、「確認」をタップ


「Contract Enabled」でMetaMaskの資金とNexFiの接続が完了。
次にNXDをステーキングします。
▼MAXまたは数量を入力して「Deposit」、「Comfirm」タップ


▼MetaMaskが立ち上がるので「確認」をタップ

▼「Staked」でステーキングが完了、Depositedにステーキング中のNXD数量が表示される


これでNXDをステーキングできました!
「Earn Claimable」を見るとリアルタイムでLydiaが増えています。
*ステーキングできないときの対処法
「処理が進まない」「エラーになる」場合の原因は以下です。
- ①ガス代が低い
- ②トランザクション詰まり
①まずはガス代を高くして処理が完了するか試しましょう。
>> ガス代の変更はこちらを参考に
②それでもエラーになる場合は、ネットワークの混雑状況などでステーキング処理に失敗している可能性があります。
トランザクションエラーなどの表示が出たら、MetaMaskのアカウントリセットで溜まっている処理を消去しましょう。
▼MetaMaskの「設定」から「詳細」に進む
*PCの場合は、MetaMask右上のアイコン→設定→高度な設定


▼「アカウントのリセット」から「リセットする」をタップ


これで溜まっているトランザクションが消去されて処理がスムーズになります。
改めてステーキングの操作を行なってください。
Da Workersでステーキングをブーストする手順

NexFi 2.0ではステーキング終了時に1NXD = 200Lydiaの報酬が受け取れます。
しかしDa WorkersというNexus ProjectsのNFTを購入してNexFiにセットすることで、ステーキングの効率を110%以上にブーストすることができます。
NXD×110%のNFTなら100NXDのステーキングを110NXD分として計算されます。
NXDのステーキングを長期で考えている方は、ぜひDa Workers NFTを購入しましょう。
Da Workers NFTはOpenSeaというNFTマーケットプレイスで購入できます。
また購入にはイーサリアム/ETHとMetaMaskなどのウォレットが必要です。
ここから画面キャプチャを使って手順を解説します。
①ETHを購入
OpenSeaでDa Workers NFTを購入するにはイーサリアム/ETHが必要です。
相場にもよりますが、Da Workers NFTの購入には以下のETHを用意しましょう。
- 110%ブーストのNFT … 1〜2 ETH
- 120%ブーストのNFT … 1.5〜2.5 ETH
- 135%ブーストのNFT … 2〜3 ETH
国内の取引所で購入可能ですが、販売所・取引所の両方でイーサリアム/ETHが購入できるビットフライヤーがおすすめです。
>> ビットフライヤーの公式サイトはこちら
板取引がはじめての方は「ビットフライヤーでETHを購入する方法」で手順を確認してください。

②ETHをMetaMaskに送金
- イーサリアム/ETH
- MetaMask
が準備できたら、取引所からMetaMaskにETHを送金します。
手順はかんたんですが仮想通貨の送金には注意事項もあります。
こちらの記事のとおりかならず少額でのテスト送金をしてから本送金するようにしてください。
>> ビットフライヤーからMetaMaskへの送金方法と手数料
ビットフライヤーからMetaMaskへの送金手順
- 宛先(MetaMaskのアドレス)をビットフライヤーに追加
- 少額をテスト送金
- ②が成功したら本送金
③MetaMaskとOpenSeaを連携
Da Workers NFTを購入できるのはOpenSeaという世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。
Amazon・ヤフオク・メルカリのNFT版だと考えてください。
ステーキングを110%〜220%にブーストできるDa Workers NFTが販売されています。

OpenSeaへの登録はMetaMaskと連携してプロフィールを整えるだけ、所要時間は約5分です。
英語表記ですがこちらの記事では画面キャプチャ付きで解説しています。
>> OpenSeaの始め方 | 登録・設定編【スマホでもOK】
OpenSea(オープンシー)を始める手順
- OpeaSeaにアクセス
- MetaMaskと連携
- プロフィールの入力
NFT用語やOpenSeaのページの見方もあわせて解説しているので参考にしてください。
④OpenSeaでDa Workers NFTを購入
OpenSeaへの登録が終わったら、ようやくDa Workers NFTの購入です。
OpenSea内では「Nexus Nation Bank」というコレクション名でNFTが販売されています。
>> Nexus Nation Bank はこちら

アイテムごとに購入通貨が指定されていて、Da Workers NFTにはETH on Polygonを使います。
- ETH … 取引所で購入したETHを使う、マークは黒
- ETH on Polygon … ETHをPolygonネットワークにブリッジして使う、マークは紫
- WETH … オークションやオファー時のみ使用、マークはピンク
ETH on Polygon(紫)を購入する手順は以下。
OpenSeaでPolygon作品を購入する手順
- MetaMaskにPolygonネットワークを追加
- OpenSeaのItemページでBuy Nowを選択
- ETHをPolygonに移動
- MetaMaskで署名して支払い
- 購入完了
複雑に見えますが、アイテムの個別ページから流れに沿って操作すれば難しくはないです。
「Polygon作品を購入する手順とガス代」の記事にて画面チャプチャ付きで手順を解説しています。

⑤NexFiにDa Workers NFTをセット
Da Workerが購入できたらNexFiにセットしてステーキングをブーストしましょう。
購入した時点でOpenSeaと連携済みのMetaMaskにDa Workers NFTが格納されています。
▼MetaMaskアプリのウォレットからネットワーク名をタップし「Avalancheネットワーク」を選択


▼ネットワークがPolygon(旧Matic)になったら、MetaMaskアプリ左上のメニュから「ブラウザ」をタップ


▼「https://nexfi.io/staking-v20」を検索してNexFiにアクセス(URLをコピペしてください)
>> NexFi 2.0 の公式サイトはこちら


▼NexFi 2.0 公式サイトの「Connect wallet」をタップして、メタマスクを選択


▼「Account Connected」で接続が完了

▼ページ下部の「Da Workers NFT Stake」をタップ


▼セットしたいDa Workersの「Confirm」をタップ


▼MetaMaskが立ち上がるのでガス代部分をタップして「推奨ガス代を編集」に進む


▼「中または高」を選択して「保存」、「確認」をタップ


▼「Success」でセットが完了


これでNexFiにDa Workers NFTをセットできました!
セット前に比べてLydiaの増えるスピードが上がっているはずです。
まとめ

この記事ではNexus Projectの概要・NXDのステーキング方法(NexFi)やブーストの手順を解説しました。
仮想通貨NXD/Nexus Dubai(ネクサスドバイ)をはじめ、新通貨Lydia(リディア)や決済アプリ「SPRAY」など展開が楽しみなサービスが多くあります。
まずはNXDのステーキングでLydiaのエアドロップを待ちましょう。
