NFTの受け取り方が知りたい
Giveawayにはどうやって参加する?
という疑問にお答えします。
- 知っておきたいNFTの用語集
- Giveawayの参加方法
- GiveawayでのNFTの受け取り方
- OpenSeaでのNFTの転売方法
※全手順の画面キャプチャあり
Twitterなどでよく見かけるNFTのGiveawayは「プレゼント」の意味。
専門用語も多くてはじめての方は戸惑うかもしれません。
が!せっかくNFTを’無料で’もらうチャンスです。
この記事ではNFT用語・Giveawayの参加方法・NFTの受け取り方をわかりやすく説明します。
・NFTアートとゲームを楽しむブロガー
・暗号資産歴 3年 / NFT歴 2年
・保有NFT 400点以上(コレクションはこちら )
・実体験をもとに記事を執筆中
NFTの用語集
NFTの情報収集をしていると専門用語がたくさん出てきます。
よく使われる用語と意味を最初に覚えておきましょう。
Giveaway | プレゼント、与えるの意味 |
ウォレット | NFTや暗号資産を管理する財布 |
アドレス | ウォレットに紐づく番号(英数字) |
OpenSea | 世界最大のNFT販売サイト |
一次流通 | List後に初めて成立した取引 |
二次流通 | 一次流通のオーナーが再販/転売して成立した取引 |
ガス代 | NFTの購入や送付にかかるネットワーク利用料 |
曖昧な理解だとせっかくの機会を逃したり詐欺を見抜けないかもしれません。
他にもわからない単語があったら「NFTの用語集」を参考にしてください。
Giveawayの参加方法
Giveawayが告知される場所はTwitterがメイン。
NFTをはじめてすぐは、たくさんのGiveawayに参加してNFTをいただきました。
Twitterでは #NFTGiveaway のハッシュタグで、世界のクリエイターのツイートが検索できます。
NFTを受け取れるのは「条件を満たした全員」か「条件達成者の中から抽選」の2パターン。
参加条件はGiveawayの企画者が以下のような指定をします。
- 特定のTwitterアカウントをフォロー
- Giveawayの告知ツイートをリツイート
- 特定のハッシュタグをリツイート
- ウォレットのアドレスを伝える
- OpenSeaのコレクションに♡
*指定された条件を達成すればGiveawayへの応募完了
参加条件でよく見る「ウォレットのアドレス」と「OpenSea」はNFTを受け取るために必須です。
ここからウォレット作成(アドレス取得)とOpenSeaの登録の手順を説明します。
GiveawayでのNFTの受け取り方
NFTを受け取るまでの流れはこちら、それぞれの操作はかんたんです。
NFTを受け取るには「ウォレットのアドレス」と「OpenSeaの登録」必要です。
スマホの画面キャプチャでわかりやすく説明しますので安心して進めてください。
Step1:ウォレット(MetaMask)の作成
有名なウォレットはいくつかありますが利用者がいちばん多いMetaMask(メタマスク)がおすすめ。
メタマスクを使う手順は以下、所要時間は約10分です。
≫ MetaMask(メタマスク)を使う手順
- アプリをダウンロード
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの設定
1.MetaMaskアプリをダウンロード
メタマスクを装った偽サイトが多く存在します。
検索せず、公式サイト [https://metamask.io] かアプリストアからダウンロードしてください。
*今回はiPhoneアプリでの設定手順です
MetaMask – Blockchain Wallet
MetaMask無料posted withアプリーチ
▼アプリストアからダウンロード
2.パスワードの設定
▼アプリを起動し「開始」から「新しいウォレットの作成」をタップ
▼内容を確認して「同意します」をタップ
▼パスワードを2回入力し、チェックを入れて「パスワードの作成」と「開始」をタップ
3.シークレットリカバリーフレーズの設定
シークレットリカバリーフレーズとは、PCとの同期や新しいスマホでMetaMaskアプリを復元する場合に必要なものです。
▼「表示」をタップし、画面のスクリーンショットを撮ったら「続行」をタップ
※次の画面で12個の単語を順番どおりに入力します
▼先ほどと同じ順番で12個の単語をタップし、「バックアップの完了」をタップ
▼「完了」をタップ
▼この画面でMetaMaskアプリの設定が完了
PCでも使いたい場合は「MetaMaskをスマホとPCで同期する方法」をご覧ください。
Step2:OpenSeaとMetaMaskを連携
OpenSeaは世界最大のNFTマーケット。
多くのクリエイターがOpenSeaに出品していてGiveawayの参加条件にもよく使われます。
OpenSeaをはじめる手順は以下、5分で終わります。
- OpeaSeaにアクセス
- MetaMaskと連携
- プロフィールの入力
OpenSeaにアクセス
▼MetaMaskのネットワークからEthereumを選択して、ブラウザをタップ
▼OpenSeaにアクセス(URLをコピペしてください)
≫ https://opensea.io/
▼OpenSea右上のメニューをタップ
MetaMaskと連携(OpenSeaに登録/ログイン)
▼「Connect Wallet」をタップし、ウォレット(今回はMetaMask)を選択
▼MetaMaskが起動し、この画面でOpenSeaへログインが完了
プロフィールの入力
メールドレス・アイコンなどを設定します。
▼右上のメニュー→Accountをタップ
▼Profile→[…]→Settingsをタップ
▼必要情報を入力して「Save」をタップ
Username* | 名前(SNSと同じがベター) |
Bio | 経歴(任意、絵文字OK) |
Email Address* | メールアドレス、購入やオファー時にメールが届く |
Links | Twitter、Instagram、Webサイト |
Wallet Adress | MetaMaskとの連携で自動入力 |
Profile Image | アイコン(SNSと同じがベター) |
Profile Banner | プロフィール上部の背景画像 |
▼届いたメールの「VERIFY MY EMAIL」をタップし、この画面でOpenSeaへの登録が完了
これでOpenSeaが使えるようになりました。
Step3:ウォレットのアドレスを伝える
①で作成したウォレット(MetaMask)のアドレスをコピーして、Giveawayの企画者へ伝えましょう。
▼ネットワークがEthereumであることを確認して、MetaMaskアプリの赤枠をタップしてアドレスをコピー
*手打ちだと誤入力があるのでかならずコピペしてください
その後、企画者から「送付しました!」と連絡がくると思います。
【注意】ウォレットアドレスの扱いについて
これは経験からの私見です。
リプライなど多くの人の目につく場所へアドレスを闇雲に書くことは推奨しません。アドレスのみで不正される可能性は低いと思いますが、ウォレットの中身はDeBankなどで誰にでも公開されています。
とくに初心者の方は慎重に。「当選したらDMなどで個別にアドレスを伝える」がいいと思います。
Step4:OpenSeaで確認後に公開
NFTを受け取るとアイテムはOpenSeaのHiddenページに入ることがあります。
Hiddenページのアイテムは他ユーザーに見えず隠れている状態なので、公開しましょう。
▼メニュー→Account→Profileでコレクションを表示し、右端のMoreから「Hidden」をタップ
▼公開したいアイテム左下の[…]から「Unhide」をタップ
▼「Continue」をタップして、Collectedタブに戻る
▼Collectedタブにアイテムが表示されていたら公開完了(他ユーザーからも見える状態)
これでお気に入りのNFTがあなたのコレクションになりました!
おめでとうございます。
NFTをTwitterのアイコンに設定すると、六角形になってタイムラインで目立つことができます!
OpenSeaでNFTを転売する方法
受け取ったNFTはOpenSea上で転売することも可能。
NFTは転売によって取引価格の一部がクリエイターに還元されます。
「貰ったものを売るなんて…」と思うかもしれませんが、取引が活発=クリエイター支援とも考えられるのがNFTの醍醐味です。
手順はこちら、1分で出品ができます。
- ItemページでSellを選択
- 販売方法と価格を設定
- MetaMaskで署名
- 出品完了
- 購入されたら転売完了
「NFTの転売方法・ガス代を解説」に実例を載せていますのでご覧ください。
【重要】
資産を守るために「知らないNFTは触らない、求められてもMetaMaskの署名は絶対にしない」を徹底してください。以下、詳細 です。
知らないNFTが送られてきたときの対処法
NFTをはじめると知らない人(ウォレットアドレス)からNFTが勝手に送り付けられることがあります。
OpenSea上でアドレスが公開されいるのと、Giveawayの参加でTwitterにアドレスを書くことで知られるようです。
送り主の主な目的は以下。
- 転売時のロイヤリティ
- OpenSeaやMetaMaskのハッキング
ロイヤリティ狙いなら被害はないですがハッキングを狙ったNFTとの見分けがつきません。
ハッキングの手口はこちらのツイートが参考になります。
また見に覚えのないNFTをhiddenページで放置していても、高額オファーで気を引く手口もあるようです。
「ただでもらえてラッキー」「転売すればいいや」といった考えはNG。
ハッカーは私たちの何百倍も賢いです。
【必須】ハッキング対策
仮想通貨やNFTにハッキング対策は絶対です。
- シードフレーズやパスワードを口外しない
- 不用意にリンクを踏まない
- URL確認を徹底してからウォレット接続
など目に見えるものは対策しやすいので徹底しましょう。
怖いのは目に見えない通信から個人情報・パスワードを読み取るハッキング。
誰でも接続できるためハッカーがあなたのネット接続の様子を盗み見してる可能性もあります。
なので、VPNを使って情報暗号化して仮想通貨や個人情報が盗まれない対策は必須です。
おすすめのVPNサービスは「NordVPNの始め方・使い方」で解説してます。
≫ NordVPN 公式サイトはこちら
よくある質問
NFTの受け取り方・Giveawayについて、よくある質問をまとめます。
まとめ
この記事では、Giveawayの参加方法・NFTの受け取り方を解説しました。
それぞれの手順はかんたんで所要時間も15分程度。
せっかくNFTに興味をもったなら「むずかしそう…」と諦めずにぜひ挑戦してみましょう。
これを機に「NFTを買ってみたい!」「売ってみたい!」と思った方はイーサリアム/ETHが必要です。
「NFTの始め方」で画面チャプチャ付きの手順を解説しています。