インスタにNFTを投稿する方法は?
NFTを買ってみたい
という疑問にお答えします。
2022年8月に「InstagtamにNFTを投稿する機能」が発表されました。
Metaはこれをデジタルコレクティブル(デジタルコレクション)と読んでいます。
また山田孝之さん・赤西仁さんがInstaframのアイコンをMetaSamurai(メタサムライ)というNFTにしたことでも話題に。


NFTは2020年からデジタルファッションとして人気になっています。
この記事ではInstagramにNFT(デジタルコレクション)を投稿する方法を解説します。
NFTを投稿すると?

NFTはデジタルファッションとしてSNSのアイコンに設定したり、コレクションをするなどで人気が高まっています。
InstagramにNFTを投稿することで
- コレクションを世界にアピール
- お気に入りのクリエイターを支援
- NFTの所有が証明できる
などが可能です。
投稿したNFTは他ユーザーから以下のように見えています。
≫ 実際の投稿はこちら



日本でのNFT市場は1万人と言われていますが、海外ではセレブが数千万円のNFTを所有するのは当たり前。
流行りつつあるNFTにいち早く触れておきましょう!
InstagramにNFTを投稿する前に準備

InstagramにNFTを投稿するには以下を使います。
- NFTを購入するイーサリアム
- ウォレット(MetaMaskなど)
- NFTマーケット(OpenSea)
ウォレットはPayPayのような財布の役割で、NFTマーケットはAmazonやヤフオクのようなところです。
ひとつずつの手順はかんたんです。
わかりやすく画像で説明しますので、お気に入りのNFTを見つけてインスタグラムに投稿しましょう!
①仮想通貨取引所でETHを購入
NFTの購入にはイーサリアム/ETHという仮想通貨を使います。
コインチェックやビットフライヤーなど、CMでも馴染みのある仮想通貨取引所で購入します。
1.ビットフライヤーの口座開設
スマホから本人確認書類を提出すれば審査は最短10分です。
まだ口座がない方は開設しましょう。
クイック本人確認で行えば審査後、すぐにビットフライヤーが利用できます。
2.ビットフライヤーに日本円を入金
ビットフライヤー側の銀行口座は以下の2つ。
- 三井住友銀行
→SMBCダイレクトなら振込手数料が無料 - 住信SBIネット銀行
→同行宛の振込手数料が無料
はじめてNFTを購入するなら1〜2万円の入金でいいかと思います。

3.ビットフライヤーでETHを購入
手数料が低い「取引所(bitFlyer Lightning)」を使いましょう。
▼アプリの「Lightning」から「ETH/現物」をタップ
≫ ビットフライヤー公式サイト

▼画面下の板マークをタップし、購入したい「ETHの数量・価格」を入力し「買い」をタップ
*価格は中央のLTPを参考に、同等か、安く買いたければ少し低い金額を入力しましょう


▼内容を確認して「買い注文を確定する」をクリック

▼「発注しました」が表示されたら「閉じる」

▼注文内容が左下の「注文」に表示される

*注文をキャンセルしたい場合は、「注文」部分をタップして左にある[×]をタップ



▼注文が約定(確定)すると、「注文」が消えて「取引履歴」に表示される

▼アプリホームの「総資産」から「イーサ」の金額が増えていることを確認


②MetaMaskでウォレットを作成
ウォレットとは財布の役割で仮想通貨版PayPayのイメージ。
中でも利用者が多いのがMetaMask(メタマスク)です。
初めて使う方は注意事項を確認しながら作成してください。
- アプリをダウンロード
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの設定
*偽サイトに注意!検索せず公式サイトかストアからダウンロードを
▼アプリストアからダウンロード

▼アプリを起動し「開始」から「新しいウォレットの作成」をタップ


▼内容を確認して「同意します」をタップ

▼パスワードを2回入力し、チェックを入れて「パスワードの作成」と「開始」をタップ


▼「表示」をタップし、画面のスクリーンショットを撮ったら「続行」をタップ
※次の画面で12個の単語を順番どおりに入力します

▼先ほどと同じ順番で12個の単語をタップし、「バックアップの完了」をタップ


▼「完了」をタップ

▼この画面でMetaMaskアプリの設定が完了

同じウォレットをPCでも使う方法は「MetaMask(メタマスク)の使い方」で解説しています。

③OpenSeaとMetaMaskを連携
OpeaSeaは世界最大規模のNFTマーケットプレイス。
世界中のクリエイターが作るNFTが購入できます。
「イメージがわかない!」という方への参考に、私の保有するNFTのコレクションがこちらです。

登録は②で作ったMetaMaskと連携してプロフィールを整えるだけ。
英語表記ですが手順通りにすすめれば所要時間は約5分です。
▼MetaMaskアプリ左上のメニューから「ブラウザ」をタップ


▼OpenSeaにアクセス(URLをコピペしてください)
≫ https://opensea.io/


▼OpenSea右上のメニューをタップ

▼「Connect Wallet」をタップし、ウォレット(今回はMetaMask)を選択


▼MetaMaskが起動し、この画面でOpenSeaへのログインが完了


SNS連携や購入完了メールを受け取るためのアドレスなどを登録します。
▼右上のメニュー→Accountをタップ


▼Profile→[…]→Settingsをタップ


▼必要情報を入力して「Save」をタップ


Username* | 名前(SNSと同じがベター) |
Bio | 経歴(任意、絵文字OK) |
Email Address* | メールアドレス、購入やオファー時にメールが届く |
Links | Twitter、Instagram、Webサイト |
Wallet Adress | MetaMaskとの連携で自動入力 |
Profile Image | アイコン(SNSと同じがベター) |
Profile Banner | プロフィール上部の背景画像 |
▼届いたメールの「VERIFY MY EMAIL」をタップし、この画面でOpenSeaへの登録が完了


これでOpenSeaが使えるようになりました!
④MetaMaskにETHを送金
- イーサリアム/ETH
- MetaMask
が準備できたら、取引所からMetaMaskにETHを送金します。
bitFlyerから外部への送金手数料は0.005ETHです。 *参考:bitFlyer
またNFTの購入には毎回ガス代というイーサリアムのネットワーク利用料がかかります。
手順はかんたんですが、初めての送金先には少額でのテスト送金をしてからの本送金をおすすめします。
▼bitFlyerアプリの「入出金」から仮想通貨タブにある「イーサ」を選択


▼「出金」をタップして、「外部イーサアドレスを追加」


▼届いたメールのURLにアクセス


▼MetaMaskを開きアドレスをコピー、bitFlyerの「イーサアドレス」にペーストして「次へ」


▼「お客様本人」、「プライベートウォレット」を選択


※受取人が本人以外の場合は追加で以下の情報が必要です。


▼国選択はMetaMask所有者の居住地(日本)を選択


▼「次へ」、内容を確認して「保存」


▼2段階認証の6桁を入力して「完了」
*設定によってはSMS認証の場合もあります


▼宛先からMetaMaskを選択

▼出金数量を入力して「出金」、内容を確認して「出金」


▼この画面で出金申請が完了

▼送金が成功するとメールが届く

▼MetaMaskアプリを立ち上げ、着金を確認

ネットワークが混在していなければ数分で着金します。
⑤OpenSeaでNFTを購入
いよいよOpenSeaでNFTを購入します!
▼Itemページで「Add Cart」をタップ


▼カート内を確認して「Complete purchase」をタップ

▼MetaMaskが起動するのでガス代をみて「確認」をクリック

▼「Your purchase is processed!」で購入完了、OpenSea(no-reply@opensea.io)からメールが届く


▼アイテムページのOwnerが「You(あなた)」に変更

▼Itemページの「Item Activity」で、あなたへSaleされたことを確認


▼Profile→Collectedに購入したアイテムが表示

お気に入りのNFTを購入したら、インスタグラムに投稿しましょう!
InstagramにNFTを投稿する方法

投稿はかんたんです。
「一部のユーザーのみ使用可」という情報もありますが、Instagramのアカウントがアクティブならデジタルコレクティブル機能が解放されるようです。
アカウントを作ったばかりor使っていない場合は「投稿」「いいね」などのアクションをとって数日待ってみましょう。
▼マイページ右上のメニュー→デジタルコレクションをタップ


▼内容を確認して「開始する」→「次へ」


▼NFTが入っているウォレットを選択し「同意して続行」、ウォレットが立ち上がるので「接続」


▼「MetaMaskを開く」から署名をタップ


▼リンクが完了したら「OK」、「リンクされたウォレット」にNFTが表示される


▼投稿したいNFTを選択して「フィードでシェア」、投稿文・コレクティブル作成者のタグ付けなどして「シェア」


▼NFTの投稿完了、投稿をタップするとNFTの詳細・所有者(あなた)が表示される


これでInstagramにNFTを投稿できました!
所有してるNFTをTwitterのアイコンに設定することもできます。

まとめ:NFTの世界を楽しもう!

InstagramがNFTに対応したことからもわかる通り、NFT市場がここ数年で急速に成長しています。
一見すると難しくみえるNFTですが、「シリアル番号がふられることですベての取引履歴が記録され、改ざん・コピー・不正売買ができないアート作品やデジタルアイテム」だと考えてください。
そして、NFTアートの作成・購入はスマホでできて意外と簡単です。
「NFTの始め方」の記事を参考にNFTの出品・購入・転売を経験してみましょう!