11月末に日本からのBinance登録が停止されました。Bybit(バイビット) やMEXCなど日本語対応のほ取引所を検討しましょう。
かんたんにETHを買いたい
クレジットカードでETHは買えないの?
という疑問にお答えします。
クレジットカードでイーサリアム/ETHを購入する方法は以下。
ただし三井住友カードや楽天カードなど、国内の主要なカード会社は仮想通貨の購入を制限しているケースも。
カードが非対応ならコインチェックやビットフライヤーなどの仮想通貨取引所でイーサリアム/ETHを購入することになります。
この記事では、クレジットカードでイーサリアム/ETHを購入する方法とメリット・デメリットを解説します。
① Binanceでクレジットカード決済

11月末に日本からのBinance登録が停止されました。Bybit(バイビット) やMEXCなど日本語対応のほ取引所を検討しましょう。
仮想通貨取引所の最大手であるBInanceでは、クレジットカードで仮想通貨を購入できます。
現時点では6種類の仮想通貨がクレカ決済の対象です。
- ビットコイン/BTC
- イーサリアム/ETH
- リップル/XRP
- バイナンスコイン/BNB
- バイナンスUSD/BUSD
- テザー/USDT
1回の購入限度額は、1,700〜530,000円と制限されています。
メリットとデメリット
Binanceでクレジットカードを使ってイーサリアム/ETHを購入する前に、メリット・デメリットを理解しましょう。
Binannceクレカ決済のメリット
- すぐに仮想通貨が入手できる
- 現金がなくても仮想通貨が買える
- クレカのポイントが貯まる
取引所への入金や取引完了までの時間がなく、すぐに仮想通貨が手に入ります。
銀行口座の残高・営業時間などを気にせずに仮想通貨を購入できるのは大きなメリットです。
また仮想通貨購入でクレジットカードのポイントが貯まるのもメリットと言えます。
Binannceクレカ決済のデメリット
- 手数料が高い(ユーザー負担)
- 使えないカードがある
- パスポートの提出が必要
Binanceでクレカ決済をする最大のデメリットはユーザー負担の手数料です。
手数料は購入額の3.5%〜5%(最低10ドル)が取引手数料とは別に発生します。
購入の手数料を抑えるならビットフライヤーなど板取引ができる国内取引所で購入しましょう。
「イーサリアム/ETHの購入・送金におすすめの取引所」で主要取引所を比較しています。

Binanceで使えるクレジットカードの種類
Binanceで使えるクレジットカードのブランドはVISAとMastercardのみ。
JCBやAmerican Express、ダイナースは非対応です。
カード発行会社によっては使えない場合も
カード会社によっては不正利用防止のために仮想通貨の購入を制限しているケースがあります。
所有している楽天カード・三井住友カードをBinanceで使おうとしたところ、エラーで承認が完了せずETHの購入はできませんでした。
調べると2社とも「クレジットカードによる仮想通貨の購入は制限する」と公表しています。
今般の社会情勢等を踏まえた総合的判断により、弊社発行カードによる暗号資産のご購入は、原則としてお断りさせていただいております。
引用元:クレジットカードによる暗号資産(仮想通貨)購入取引の利用停止について|楽天カード
今般の社会情勢等を踏まえた総合的判断により、弊社発行のクレジットカードによる仮想通貨のご購入は、原則として、お断りさせていただくことにいたしましたので、その旨周知させていただきます。
引用元:クレジットカードによる仮想通貨購入取引の利用停止に関するご案内|三井住友カード
別のカードなら決済できる可能性もあるので、楽天カード・三井住友カード以外で試してみてください。
Binanceでクレジット決済する手順
Binanceでクレジットカード決済をする手順は簡単です。
▼Binance(バイナンス)にログインして「仮想通貨を購入」から「クレジット/デビットカードで仮想通貨を購入」をクリック

▼購入したい通貨をクリック

▼ETH(イーサリアム)を選択

▼購入したい金額(日本円)を入力し「続行」

▼「新しいカードを追加」をクリック

▼名前は自動入力、カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力して「次へ」

▼住所を英語表記で入力して「確認」

▼注意事項を確認して「OK」

▼カードが正常に追加されたら「続行」

▼クオート期限切れのアラートが出たら「更新」をクリック

▼手数料などの内容を確認して、更新のクリックから10秒以内に「承認」をクリック

これでクレジットカードを使ってイーサリアム/ETHが購入できました。
※非対応のクレジットカードだと以下のようなエラーが出て購入ができません

残念ながら日本のクレジットカードだと仮想通貨の購入NGも多いです。
国内の取引所でイーサリアム/ETHを購入する場合は、板取引ができるビットフライヤーをおすすめします。
\ 最短10分・初心者でもかんたん /
「イーサリアムの取引所を比較」した記事も参考にしてください。

② MetaMaskでApplePay決済

仮想通貨を取引している人のほとんどはウォレット(MetaMask)も使っていると思います。
2022年3月にMetaMaskがApple Payに対応したことで、Apple Payを通じてクレジットカードで仮想通貨が購入できるようになりました。
2022年4月現在、MetaMaskのApple Payで購入できる仮想通貨は1つですが今後の拡大が期待されます。
- イーサリアム/ETH
メリットとデメリット
MetaMaskでApple Payを使ってイーサリアム/ETHを購入する前に、メリット・デメリットを説明します。
かんたんで便利!な一方でBinanceでのクレカ決済と同じように手数料は割高です。
Apple Pay決済のメリット
- すぐに仮想通貨が入手できる
- デビットカードも使える
- クレカのポイントが貯まる
取引所への入金や取引完了までの時間がなく、すぐに仮想通貨が手に入ります。
またApple Pay対応のVisa/MasterCardであればクレジットカードだけでなくデビットカードも使用可能です。
Apple Pay決済のデメリット
- 手数料が高い(ユーザー負担)
- 使えないカードがある
- 最低購入額や購入限度額がある
MetaMaskでApple Pay決済をする最大のデメリットは手数料です。
日本の場合だと購入額の3.9%+0.3ドル+ガス代(最低5ドル)が発生します。
最低購入額は50ドル相当額、購入限度額は1週間あたり1,000ドルで1年間あたり7,500ドルの設定です。
使い勝手がいいとは言えませんが、購入までの時間短縮や送金の手間が軽減されるのは大きなメリットです。
今後のアップデートに期待しましょう。
MetaMaskでApple Pay決済する手順
MetaMask内でApple Payを使う手順は以下。
iPhoneでのダウンロードがまだの方は「MetaMaskの使い方」を参考に設定してください。

▼MetaMaskアプリのウォレットから「購入」をタップ


▼「Apple Play」を選択


▼右上のプルダウンから「Japan」を選択


▼購入する金額(円)を入力して「購入手段 – Apple Pay」をタップ


▼サイドボタンをダブルクリックで購入完了


これでMetaMaskのApple Payを使ってイーサリアム/ETHが購入できました。
③ SafePal Walletでクレジットカード決済

MetaMaskだけでなくSafepal Wallet(セーフパルウォレット)も使い勝手がよく人気です。
- 日本語対応
- ネットワークの切り替え不要
- Solanaチェーン対応(Phantom Wallet不要)
- MetaMaskのウォレットをインポートできる
などが特徴で、クレカ決済で仮想通貨の購入ができます。
SafePal Wallet内のクレカ決済には3つのプロバイダが用意されています。
①MoonPay | ②simplex | ③Binance | |
---|---|---|---|
日本からの利用 | × | ○ | ○ |
支払い方法 | ー | クレカ(VISA,Master) ApplePay | ? |
手数料 | ー | $10 | ? |
基本的には「simplex」を選択することになります。
メリットとデメリット
SafePal Wallet(セーフパルウォレット)でクレジット決済をする前に、メリット・デメリットを説明します。
かんたんで便利!な一方でBinanceでのクレカ決済と同じように手数料は割高です。
クレカ決済のメリット
- すぐに仮想通貨が入手できる
- デビットカードも使える
- クレカのポイントが貯まる
取引所への入金や取引完了までの時間がなく、すぐに仮想通貨が手に入ります。
またsimplexであればApple Pay、クレジットカード(Visa/MasterCard)と支払い方法が選べます。
クレカ決済のデメリット
- 手数料が$10と高い(ユーザー負担)
- 使えないカードがある
SafePal Walletでクレカ決済をする最大のデメリットは手数料。
Simplexを使うと$10のプロバイダ手数料がかかり、少額の購入には不向きです。
ただし購入までの時間短縮や送金の手間が軽減されるのは大きなメリットでしょう。
SafePal Walletでイーサリアム/ETHを購入する手順
クレジットカードを使う手順は以下。
まだウォレットを作成していない方は「SafePal Walletの作り方・使い方」を参考に設定してください。

▼アプリ下部のDapps→Buy Cryptoに進み、支払う数量と購入したい通貨を入力


▼プロバイダを選択して「確認する」、「次へ」


▼プロバイダ毎の詳細
MoonPay | simplex | Binance | |
---|---|---|---|
日本からの利用 | × | ○ | ○ |
支払い方法 | ー | クレカ(VISA,Master) ApplePay | ? |
購入手数料 | ー | $10 | ? |
ここから先はプロバイダ毎に画面の案内に従って、トークンの購入を行いましょう。
よくある質問
イーサリアム/ETHのクレカ購入についてよくある質問をまとめます。
まとめ

この記事では、クレジットカードでイーサリアム/ETHを購入する方法とメリット・デメリットを解説しました。
- Binanceでクレジットカード決済
- MetaMaskでApplePay決済(iOSのみ)
「すぐにイーサリアム/ETHが必要」「現金が手元にない」というケースならクレジットカード決済はかなり使えそう。
ただ入金・送金の時間と手間が減る一方で手数料はユーザーの大きな負担です。
イーサリアム/ETH購入の手数料を抑えるなら、ビットフライヤーなどの板取引ができる国内取引所での購入がおすすめです。
