NFTは2021年ごろから海外を中心にデジタルファッションとして注目されています。
日本でも山田孝之さん・赤西仁さんがInstaframのアイコンをMetaSamurai(メタサムライ)というNFTにしたことで話題に。
NFTは難しそうに見えますがスマホで出品・購入可能なくらい簡単です。
この記事ではコインチェックを使ってNFTを始める方法を画像付きでわかりやすく解説します。
NFTの始め方

NFTを取引するには以下を使います。
- イーサリアム/ETH
- ウォレット(MetaMask)
- NFTマーケット(OpenSea)
ウォレットはPayPayのような財布の役割で、NFTマーケットはAmazonやヤフオクのようなところです。
≫ NFTのはじめ方
ひとつずつの手順はかんたんです。
わかりやすく画像で説明しますので、ぜひ今日からNFTデビューしましょう!
Step1:コインチェックでETHを購入

NFTの売買にはイーサリアム/ETHという仮想通貨を使います。
コインチェックの口座開設
スマホから本人確認書類を提出すれば審査は最短10分。
まだ口座を持ってない方は申請しましょう。
≫ コインチェック公式サイトはこちら
- メールとパスワードを登録
- アプリのダウンロードとログイン
- 各種重要事項の確認
- 本人確認
- 審査後に口座開設完了
- 2段階認証を設定
アプリで本人確認で行えば審査後、すぐにコインチェックが利用できます。
\ 最短10分・スマホでもできる /
コインチェックに日本円を入金
日本円の入金先口座はGMOあおぞらネット銀行か楽天銀行がおすすめ。
この2行は同行宛ての振込は手数料が無料です。
購入に必要なETH分+ガス代(0.05ETHあれば十分)を加味して多めの日本円を入金しましょう。

コインチェックでETHを購入
コインチェックでは3タップでイーサリアム/ETHが購入できます。
はじめての方は「コインチェックでイーサリアムを購入する方法」で手順を確認してください。

Step2:MetaMaskでウォレットを作成

ウォレットとは財布の役割で仮想通貨版PayPayのイメージ。
中でも利用者が多いのがMetaMask(メタマスク)です。
初めて使う方は注意事項を確認しながら作成してください。
- アプリをダウンロード
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの設定
*偽サイトに注意!検索せず公式サイトかストアからダウンロードを
▼アプリストアからダウンロード

▼アプリを起動し「開始」から「新しいウォレットの作成」をタップ


▼内容を確認して「同意します」をタップ

▼パスワードを2回入力し、チェックを入れて「パスワードの作成」と「開始」をタップ


▼「表示」をタップし、画面のスクリーンショットを撮ったら「続行」をタップ
※次の画面で12個の単語を順番どおりに入力します

▼先ほどと同じ順番で12個の単語をタップし、「バックアップの完了」をタップ


▼「完了」をタップ

▼この画面でMetaMaskアプリの設定が完了

同じウォレットをPCでも使う方法は「MetaMask(メタマスク)の使い方」で解説しています。

Step3:OpenSeaとMetaMaskを連携

OpeaSeaは世界最大規模のNFTマーケットプレイス。
Amazon・ヤフオク・メルカリのNFT版だと考えてください。
「イメージがわかない!」という方への参考に、私の保有するNFTのコレクションがこちらです。

登録はStep2で作ったMetaMaskと連携してプロフィールを整えるだけ。
英語表記ですがこちらの記事では画面キャプチャ付きで解説しています。
- OpeaSeaにアクセス
- MetaMaskと連携
- プロフィールの入力
NFT用語やOpenSeaのページの見方もあわせて解説しているので参考にしてください。

Step4:MetaMaskにETHを送金

- イーサリアム/ETH
- ウォレット(MetaMask)
が準備できたら、取引所からウォレットにETHを送金します。
≫ コインチェック公式サイトはこちら
イーサリアム/ETHの送金条件 *参考:コインチェック
- 送金手数料:変動手数料制
- 最低送金額:0.00000001ETH
- 送金時間 :10分程度
手順はかんたんですが送金先(ウォレットアドレス)を間違うとイーサリアム/ETHを失いかねません。
かならず少額でのテスト送金をしてから本送金するようにしてください。
- 宛先(MetaMaskのアドレス)を追加
- 少額をテスト送金
- ②が成功したら本送金
OpenSeaでは1アイテム目の出品に必要だったガス代(アカウント登録料)が6月から不要となりました。
*少量のガス代は必要
購入には毎回ガス代がかかります。
出品には0.05ETH、購入にはアイテム価格+0.02ETHくらいをウォレットに入れるのがいいと思います。
Step5:NFTを出品/購入/転売

OpenSeaでNFTを出品
いよいよNFTの出品です。
出品前に自分のコレクション(OpenSea内のショップ)を作ります。

入力内容が多かったり、出品前に決めた方がいいこと(アイコン・バナー画像・販売に使う通貨)もあります。
画面キャプチャ付きで手順と設定項目を解説してるので参考にしてください。
- OpenSeaでコレクションを作成
- アイテムを登録(Mint/ミント)
- アイテムを販売(List/リスト)
OpenSeaでNFTを購入
こちらは購入編。
Add Cart(固定価格)での購入は簡単です。
- OpenSeaのItemページでAdd Cartをクリック
- アイテムの詳細を確認
- ガス代込みの価格を確認/支払い
ETHアイテムは購入にガス代がかかるのでアイテム価格+0.02ETHくらいをウォレットに準備するのがいいと思います。
▼Itemページで「Add Cart」をタップ


▼カート内を確認して「Complete purchase」をタップ

▼MetaMaskが起動するのでガス代をみて「確認」をクリック

▼「Your purchase is processed!」で購入完了、OpenSea(no-reply@opensea.io)からメールが届く


▼アイテムページのOwnerが「You(あなた)」に変更

▼Itemページの「Item Activity」で、あなたへSaleされたことを確認


▼Profile→Collectedに購入したアイテムが表示

これでNFTを購入できました。おめでとうございます!
他にもアイテムによってオファー・オークションという買い方があります。
3つの購入方法は「OpenSeaでNFTを購入する方法」で解説しています。

OpenSeaでNFTを転売
NFTは転売によって取引価格の一部がクリエイターに還元されます。
ただの買い物ではなく投資・支援もできるのがNFTの醍醐味です。
- ItemページでSellを選択
- 販売方法と価格を設定
- MetaMaskで署名
- 出品完了
- 購入されたら転売完了
購入したアイテムもGiveawayでもらったアイテムも転売OK。
「NFTの転売方法・ガス代を解説」に実例を載せていますのでご覧ください。

これでNFTデビューができました。
ここから先はお気に入りの作品を見つけたり、先輩クリエイターを参考にしましょう!
SNSアイコンにおすすめのNFTコレクション

NFTには興味があるけどどのNFTを買えばいいかわからない…という方も多いと思います。
Twitterを見ても絵柄や予算などがさまざまで最初のNFTを選ぶのは大変。
「SNSアイコンにおすすめのNFT」では、予算別にコレクションを紹介していますのでぜひお気に入りを見つけてください。

【必須】ハッキング対策

仮想通貨やNFTに触れるならハッキング対策は絶対です。
- シードフレーズやパスワードを口外しない
- 不用意にリンクを踏まない
- ウォレット接続はURLが正しいか確認後に
など目に見えるものは対策しやすいので徹底しましょう。
怖いのは目に見えない通信から個人情報・パスワードを読み取るハッキング。
誰でも接続できるためハッカーがあなたのネット接続の様子を盗み見してる可能性もあります。
VPNを使って情報暗号化して仮想通貨や個人情報が盗まれない対策は必須です。
おすすめのVPNサービスは「NordVPNの始め方・使い方」で解説してます。
≫ NordVPN 公式サイトはこちら

NFTの専門用語集

ここまでに初めて聞いた単語・よくわからない略語がたくさんあったと思います。
曖昧な理解だとせっかくの機会を逃したり詐欺や偽物を見抜けないかもしれません。
わからない単語は「NFTの用語集」を参考に、ぜひWeb3の世界を楽しんでください!

よくある質問
NFTを始めるにあたって、よくある質問をまとめます。
まとめ:NFTをはじめよう!

スマホでも完結できるようにNFTを始める方を画面キャプチャ付きで解説しました。
≫ NFTのはじめ方
世界的に盛り上がっているNFTですが日本ではまだ一部の人しか参入していません。
はやく始めた人が先行者メリットを得られる可能性は高いです。ぜひ今日からNFT始めましょう。